2月11日(土曜日)古川町公民館
「親子味噌づくり教室」が開かれました。味噌は雑菌が繁殖しにくい冬場に仕込みますが、数少ない貴重な機会とあって定員を上回る10組22人の小学生親子が参加しました。JAひだ生活指導員の千代田照子さんが講師を務め、まろやかな味わいの減塩のこうじ味噌を造りました。
材料は地元産の大豆と米麹それぞれ1キロと塩400グラムです。米麹と塩はボールにあけてよく混ぜ、大豆はあらかじめ蒸したものをミンチにして耳たぶくらいの硬さになるまでよく練って団子状にします。この後、空気を抜くため一つずつ容器に投げ入れ、塩を振って完成です。仕込んだ味噌は家に持ち帰って保管します。
千代田さんは「味噌は1年~1年3か月くらいが食べごろです。白いカビが生えることがありますが、害はないので時々確認し削り取って保管してください。味や色など一人一人違った味噌ができますので楽しみにしてください」と話していました。
親子で参加した四反田紀子さんは「一度手づくり味噌に挑戦したいと思っていました。講座では親子の絆を深め、友だちもできて楽しかったです」と。娘の凪咲さんは「耳たぶくらいの硬さがどのくらいかよく分らなかった。味噌団子を投げるのが楽しかった」と話していました。