3月1日(水曜日)市役所
市内企業の魅力発信事業の一環で、講演会・パネルディスカッションが開催され、市内外約70名が参加しました。
現役世代や子どもを持つ親世代向け講演会として企画され、テーマは「「女子」や「若者」に選ばれる飛騨市〜分断のない多様な社会を目指して」でした。
はじめに、カンダまちおこし株式会社の田代達生社長の講演が行われました。地方の若い女性の流出は地方生活のジェンダーギャップの大きさを敬遠することによって起こるという内容で、仕事や家庭における性的役割分業の意識を変えることが必要だとお話しされました。
後半は、都竹市長と(株)Edo副代表の盤所杏子さん、社外社員計画代表取締役の中畑久美子さんがパネラーとなり、経験談や市内企業の状況を述べながら議論が行われました。
都竹市長からは、今ある企業の魅力をわかりやすく、積極的に伝えていくべきことや、地域外に発注されている仕事を地域内で内製化し、起業を促すような取り組みを進めていく重要性が語られました。
市内に住む男性は「若年層の方は私たちとは生活感や価値観も違うので、次世代のことをよく考えた前向きな企業発信を心がけていきたい」と振り返っていました。