3月10日(金曜日)神岡保健センター
飛騨市と市シルバーリハビリ体操指導士会は高齢者が意欲を持ち、生き生きとした日々を送っていただくため「交通事故防止講習会」を行い、70~90歳代の高齢者19人が参加しました。市では公共交通政策の一環で高齢者の免許返納を呼びかけていますが、一方、健康寿命延伸政策とともに安全運転寿命延伸政策として同指導士会とコラボでこの講習会を企画しました。
運転には「脳活」「体力」「交通規則の理解」が必要ですが、この日は同指導士会のメンバー4人が体力の衰えを予防する筋力トレーニングを指導しました。シートベルトを締めたり、バックする際に必要な上体をねじる運動、肩の痛みを和らげたり、肩こりにも効く肩の上げ下ろしなどさまざまな運動を取り入れた筋力トレーニングを行いました。終了後、参加者は「シャキッとしました」「為になりました。これからも体を動かすことを心がけたいと思います」などと感想を話していました。
また講習会に先立ち、飛騨警察署交通課の纐纈夕介課長が法令講習を行いました。纐纈課長は市内の事故状況を紹介し、引き続き集中力などを試すテストを行い「脇見運転による見落としなど、ヒヤリハットを共有して危険を予想してください」と話していました。なお、この「交通事故防止講習会」は神岡と古川両会場でそれぞれ2回にわたって行われます。神岡では次回、脳トレ体操が行われます。