3月25日(土曜日)JR杉崎駅
古川町杉崎の桜の名所「御所桜」の開花に合わせてJR東海が杉崎駅を一新。地元のさくら保育園の園児たちが描いた桜の絵を飾ったり、駅長体験や車掌体験などのイベントを催しました。これはJR東海グループと市の関係人口創出事業「ヒダスケ!」のメンバー、地元町内会が手を組んで行ったものです。
メンバーらは昨年、公募した65件のアイデアを基にオンライン会議を開き、プランを作成。この日は約40人が駅舎に駆け付け、桜の絵のほか地域の見どころマップ、写真パネルなどを飾りつけました。駅舎を訪れた園児たちは桜の花びらをかたどった紙に将来の夢を書いて飾り付けたり、JR職員の手を借りてきっぷ切りなどの体験を楽しみました。
ヒダスケ!のメンバーで桜の絵の飾り付けを提案した、富山市の鈴木尚二さんは「駅舎が桜の絵などでいっぱいになり感無量です。初めて列車で飛騨市に来ましたが車窓の眺めや桜の絵に彩られた駅舎が旅を盛り上げてくれました。これからもさまざまな団体とコラボで、飛騨市の賑わい創出に協力したいです」と話していました。
また、杉崎駅を訪れた畑中徹高山駅長は「御所桜の花見には多くの人にお越しいただきたいですね。今日のような機会は大切なので、これからも沿線の賑わいづくりや関係人口創出に力を入れたいと思います」と。杉崎区の清水八重喜副区長は「杉崎駅にこれだけ多くの人が訪れたのは初めてです。今日のイベントを通して駅舎の魅力に気づきましたが、切符売り場なども再現してもらえるといいですね」と話していました。なお、駅舎の飾り付けは4月末まで行う予定です。