4月6日(木曜日)古川町内
古川町の北村象次郎さん(大正12年4月1日生まれ)が100歳を迎えられ、市から花束等のお祝いを贈呈しました。
北村さんは古川町太江で生まれ、20代の頃には戦争でシベリアに行かれ過酷な経験もされたそうです。終戦後は日本へ帰国、学校の先生として定年まで飛騨地区の小中学校で教壇に立ってみえました。古川小学校や信包小学校、旧国府町、旧高根村などをまわられ、理科と音楽を教えてみえたそうです。中でも、旧高根村は「子どもも少なくふれあうことが多く、一緒になって楽しかった!」と語られました。
藤井弘史市民福祉部長より花束を渡されると「皆さんにこれまで助けてもらって100歳まで生きてこれた。隣り近所、皆さんのおかげです」と手を合わせて感謝していました。そして「お礼をするならこの先も元気に生きることがお礼かな」とハキハキと話されました。また、長生きの秘訣を尋ねると「毎日のバナナ!」と答えられ、毎朝のコーヒーも奥さんと一緒に欠かさず飲んでいるそうです。
当日はご本人さんに出迎えていただき、帰りも深々と玄関外まで見送ってくださいました。運転免許を返納してからは自転車でホームセンターや黒内方面まで出かけ、元気に過ごされています。
この日は、関市から次男さんが駆け付けてくださり、数日前にはお孫さんなど皆でお祝いされたそうです。写真でいっぱいの色紙やお花を嬉しそうに眺めていました。