5月20日(土曜日)奥飛騨温泉口駅
旧神岡鉄道の軌道を活用したアトラクション「レールマウンテンバイク・ガッタンゴー」の乗車客数が延べ50万人を達成し、「まちなかコース」の乗降口がある神岡町東雲の奥飛騨温泉口駅で記念式典が行われました。
来賓として出席した都竹市長は「50万人という、すごい数の皆さんがここへ来て楽しんでいただき、本当にうれしく思います。今後100万人を目指してもっと頑張っていきたい」などとあいさつ。くす玉割りや記念撮影をして大きな節目を祝いました。
50万人目となったのは、郡上市在住で会社員の赤塚秀和さん、妻の真由香さん、長男の由和君、二男の優秋君の4人家族。施設を運営しているNPO法人 神岡・町づくりネットワークの鈴木進悟理事長や都竹市長から記念品として、アトラクションにちなんだオリジナルグッズや地元特産品などの詰め合わせが手渡されました。同じ時間帯に乗車した約30人の皆さんにも「トンネルクッキー」や記念品がプレゼントされました。
赤塚さん一家は、真由香さんが「楽しそうで子どもも喜びそう」と予約をし、この日初めて来場したそうです。秀和さんは「50万人目にはびっくり。景色が良いし、子どもが自然にふれてくれるといいですね。こうした線路に普段は入ることができないので良い体験になりそう」と話していました。乗車後、真由香さんは「音も良いし景色も良いし、楽しかったです」、由和君も「トンネルが楽しかった」と笑顔を見せていました。
鈴木理事長は「自転車事業だけで50万人の方に来ていただけるようになり、感慨深いです。多くの皆さんにご利用いただき、地元の雇用にもつながり、経済効果もあがっています。これもいろんな方々のご協力のおかげ。これを機に10年、20年と頑張っていきたい」と話していました。