6月12日(月曜日)レジェンドあすか周辺
天生県立自然公園の安全祈願祭が、河合町元田のレジェンドあすか隣にある「匠屋敷の里宮」前で執り行われました。コロナ禍のため、安全祈願祭は4年ぶりです。この日は天生峠駐車場で行う予定でしたが、不安定な天候のため、急きょ規模を縮小して場所を変更し、予定していた現地報告会も延期になりました。
当日は、飛騨市観光協会や天生高層湿原監視員などの皆さんが出席。宮川町の吉村博行宮司が祝詞をあげ、出席者は玉串を捧げるなどして、今シーズンの山の安全や来訪者の無事を祈願しました。
天生高層湿原監視員代表の井之上豊秋さんは「入山されるお客様が喜んで帰っていただけるよう心掛け、安全で怪我のないようパトロールをしています。今年はNHKの朝のドラマでいろんな花々が紹介されているので、お客さんが増えることを期待しています」などとあいさつしました。
主催者である飛騨市観光協会の谷口大志係長は「白川郷からの道路が2年ぶりに開通し、コロナ禍が開けたこともあって、より多くの人に天生へ来ていただきたい。また1年間、山が安全であってほしいです」と話していました。