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飛騨市保健センターが講座「忙しくても“ジブンジカン”」を開きました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年2月13日更新

2月3日(土曜日)ハートピア古川

育児や家事に追われ、自分のことは後回しという20~40歳代の女性を対象に「新しい健康講座~忙しくても“ジブンジカン”」が開かれました。ひとり時間をつくって、楽しく、すっきりリフレッシュしてもらおう…と、「心と体すっきり!バランスボール」や食べ物の栄養に関する講座が行われました。

会場には日ごろ、子どもの健診や事後指導で顔を合わせる若いお母さんら11人が参加しました。最初に管理栄養士の谷真沙子さんが「今日何食べる?」と題して、野菜のとり方や腸内環境の整え方などを指導しました。

谷さんは「野菜はしっかりとって、1日3食、バランスよく食べること。十分な睡眠と適度な運動も大切です」と、ベジファーストというダイエット法や、善玉菌を増やして腸内環境を整える短鎖脂肪酸の役割などについて話しました。また「野菜ジュースは過熱してあるのでビタミンCが抜け、糖分も高いので過信して頼り過ぎないように」と話していました。

続いて、ポリ袋に食材や調味料を入れて手軽にできる「ツナと切り干し大根のイタリアンサラダ」の調理実習を行いました。トマトジュースを使うので、ポリ袋の上からもみもみするだけで、しんなりした彩りのよいおかずになります。谷さんは「災害食にもなるので、覚えておくと便利です」と話していました。

食事と栄養について学んだ後はバランスボールを使って30分ほど心地よい汗を流しました。講師は体力メンテナンス協会認定バランスボールインストラクターの岡野杏理さん(高山市・An park主宰)です。参加者はボールにまたがり、体全体でバランスを取りながら、音楽に合わせて手足を伸ばしたり、体を上下左右に揺すったり…。

岡野さんは「足を意識して背筋を伸ばし、転倒しないように気をつけて。バランスボールは骨盤や腰を正しい位置で動かすので、産後にずれてしまったり、ゆるんだ股関節を正しい位置に戻すのに効果があります」と話していました。しばらく運動から遠ざかっている参加者も多く、中にはなかなかバランスが取れずに苦労されている人も見えました。岡野さんは「皆さん、穏やかないい顔していますよ。400メートルトラックを何周したことでしょう」とがんばりを称えていました。

古川町の谷口佳菜さんは10か月の長女を連れ、主催者が準備した託児を利用して参加しました。谷口さんは「育休中で毎日、子どもに付きっきりですが、今日はバランスボールに夢中になったりして、自分の事だけ感じられる貴重な時間を過ごせました。リフレッシュも大事にして笑顔で過ごせば、きっと子どもも自然と笑顔で過ごせられるのでは」と笑顔を見せていました。

このイベントを担当した保健師の宇野郁美さんは「参加された方々は赤ちゃんの健診時に出会われるお母さん達です。普段は家庭や子どものことを第一に考えている方々が自分のことだけを考えてこの時間を過ごせたことと、たくさんの笑顔を見ることができてよかったです。お母さんが元気だと、家庭はより明るくなりますから」と話していました。

終了後、参加した皆さんには減塩食品の詰め合わせが贈られました。

ジブンジカン 栄養講座の様子(1)

ジブンジカン 栄養講座の様子

ジブンジカン 栄養講座の様子(2)

ジブンジカン 栄養講座の様子

ジブンジカン 栄養講座の様子(3)

ジブンジカン 栄養講座の様子

バランスボールを使ったリフレッシュの様子(1)

ジブンジカン バランスボールを使ったリフレッシュの様子

バランスボールを使ったリフレッシュの様子(2)

ジブンジカン バランスボールを使ったリフレッシュの様子

バランスボールを使ったリフレッシュの様子(3)

ジブンジカン バランスボールを使ったリフレッシュの様子

バランスボールを使ったリフレッシュの様子(4)

ジブンジカン バランスボールを使ったリフレッシュの様子

バランスボールを使ったリフレッシュの様子(5)

ジブンジカン バランスボールを使ったリフレッシュの様子