3月17日(日曜日)市文化交流センター
同校吹奏楽部(部員数11人)の定期演奏会は昨年、コロナ禍のため入場者を限定し、オンライン配信で行われましたが、今年は飛騨市民吹奏楽団も加わり、盛大に開催されました。
演奏に先立ち、野々山伸一校長は「今年度は例年通り盛大に演奏会を開くことができ、部員たちの喜びもひとしおです。日ごろ、部員は心を一つに心地よい音色を校舎に響かせ、観客と一体となった演奏会を開いてくれています。これからも引き続き地域との交流を大切に活動していきますのでよろしくお願いします」とあいさつしました。
演奏会は第1部で部員たちの学校生活の思い出をステージ上のスクリーンに映し出しながら『東京ブギウギ』や2023年を彩ったポップスを演奏。第2部では飛騨市民吹奏楽団が加わり、『吹奏楽のためのファンタジーメドレー』や昭和アイドルコレクションなどパワーあふれる演奏を繰り広げ、会場から大きな拍手が送られました。
演奏終了後、ステージでは今春卒業した部員と、日ごろから指導に当たっている元吹奏楽部顧問で指揮者の戸谷邦彦さんに花束が贈られ、部長の柚原沙映さんは「吉城高校吹奏楽部は小編成ですが、部員一人一人が使命感を持ち、日々練習に励んでいます。今年は県吹奏楽コンクール地区大会で金賞を取り、県大会出場を果たしたいです」と気持ちを新たにしていました。
また、この日はホワイエで同校美術部作品展が開かれ、絵画など部員たちの力作が展示されました。