3月20日(水)飛騨産直市そやな
福井県大飯郡おおい町は令和5年度の「飛騨市食と森の祭典」で海産物を販売していただき、飛騨市でも「おでかけファンクラブ」をおおい町で開催するなど互いに交流を深めています。
今回はその御縁で同町の大島漁協や観光協会、商工観光課の皆さんにお越しいただき、大漁旗を掲げた店内で試食品を手にブランドの「ふくいサーモン」や焼き鯖寿司、郷土料理「へしこ」を始め、ヒラメ、ハタハタ、レンコダイ、アカイカなど前日に水揚げされた魚を中心に販売していただきました。
中でも、ふくいサーモンは2019年に開かれた魚の祭典「Fish-1グランプリ」で準グランプリを獲得しているだけあって、飛ぶように売れていました。以前、食と森の祭典で刺身を購入したという市内の夫婦連れは「脂が乗ってとてもおいしかったので」と、刺身用の柵と生ハム、寿司などふくいサーモンの商品を中心にカゴいっぱい購入していました。
また、サバを発酵させた「へしこ」のスライスを初めて試食したという男性は「味が濃くてうまいねぇ これは酒が進む」とうっとり。また、アカガレイの煮付けを試食した女性は「身がふっくらして味がいい」と早速、購入。
飛騨は山国だけに、人気の海の幸は午前中でほぼ完売しました。町の職員は「飛騨市が取り組んでいる商品開発や、まるごと食堂や食関連の講座などの事業はすばらしいものばかり」と、さらに交流の絆を深めたい様子でした。
そやなの牧ケ野芳男店長は「野菜を始め、売り物が少なくなる冬場に海産物を販売できるのは大変ありがたい。おおい町の物産展は今後も引き続き開催してもらう予定です」と話していました。