4月1日(月曜日)市役所
昨年市内でロケが行われ、来年正月に全国公開される映画「君の忘れ方」の制作費に充ててほしいと、東京都でSamplesdl(株)を経営するウェブデザイナー齋藤雄介社長が企業版ふるさと納税を通して飛騨市に寄付を贈られ、この日、都竹市長から感謝状が手渡されました。
この日、齋藤社長はご家族やこの映画を制作した(株)平成プロジェクト(東京都)の益田祐美子社長とともに市役所を訪問。都竹市長は多額な寄付と、飛騨市の地方創生推進への協力に対して感謝の意を表した後、「この御縁を大切に、これからもお付き合いよろしくお願いします」とあいさつしました。
続いて、齋藤社長は「益田さんとは長年、ウエブ制作などを通じてお付き合いをいただいています。おかげさまで会社も順調に進んでいますので、感謝の気持ちを込めて寄付させていただきました。益田さんの映画は心に響く作品が多いので、是非、多くの人に見ていただきたい」とあいさつされた後、益田社長は「ただいま映画は順調に編集作業が進んでいます。飛騨市は自然が美しく、特に雲海がすばらしかったです」と笑顔を見せていました。
映画「君の忘れ方」は死別の悲しみとどう向き合うかをテーマに、恋人を無くした青年がグリーフケアと出会い、自らと向き合う姿を描いたラブストーリーです。市内ロケでは約100名の市民の皆さんがエキストラで参加されました。監督は作道雄さん、主役に坂東龍汰さんと西野七瀬さんが出演し、11月に飛騨市文化交流センターと船津座で試写会が開かれます