4月17日(水)ナチュールみやがわ
飛騨市鳥獣被害防止対策協議会では、狩猟免許を取得して5年未満の経験の浅い狩猟者を対象として、野生鳥獣の生態や有効なわなの仕掛け方等を学ぶ技術向上研修会を開催しました。
今回は、佐賀県にある株式会社三生の和田三生社長を講師に迎え、野生鳥獣の生態やわなの有効な設置方法等を学びました。研修会では、今年度より実際に池ケ原湿原に設置する予定のわなを使用し、習性を利用した野生鳥獣の捕獲に有効な仕掛けや設置場所などを、実践を交えながら話していました。
参加者らは「わなの仕掛け方が甘く、うまく捕獲できないことが多かったがその理由が理解でき、今後の参考となった」「わなだけに頼るのではなく、いかに野生鳥獣をわなに誘導するかといった環境づくりは考えたことがなかった。今回学んだことを活かして積極的に捕獲に取り組んでいきたい」と感想を話していました。