4月23日(火) 市役所
令和6年度の「飛騨市薬草ビレッジ構想推進プロジェクト」に参加する市職員に対し、推進委員としての委嘱状の交付式が開かれました。委嘱期間は令和7年3月31日までです。
飛騨市では薬草事業を円滑に推進するため、所属部署にかかわらず同事業に意欲的な職員を募ってプロジェクトチームを立ち上げ、1年間にわたり薬草を活用したまちづくりに参画する体制を設けています。これにより、メンバーである職員が異動しても、業務として継続的に同事業に関わることができたり、また各部署がそれぞれ所管する事業との連携も図りやすくなるメリットがあります。平成28年度から始まった仕組みで、今年で9年目を迎えました。
今年度は、新しく参加する3人を含め、6部局から11人の職員が参加しました。この日は、メンバーを代表して市教育委員会文化振興課の保谷里歩さんが、都竹市長から委嘱状とユニフォームを受領。都竹市長は「市民の皆さんが自分たちで薬草を採って楽しむという原点に立ち返って、薬草事業を広げていけたら。いろんな企業や団体との連携や、障がいのある人たちとの連携というのも薬草事業の面白いところ。いろんな切り口で、自由に楽しくプロジェクトを進めて」などと激励しました。
また、メンバーを代表して保谷さんがあいさつに立ち、「薬草は身体だけでなく心にも良く、人をつなぐものでもあると感じたので、その良さを広めることができれば。自分も薬草で元気になりたいです」などと意気込みを述べました。
今後、メンバーは薬草普及イベントや薬草フェスティバルの開催、薬草活用に関する実践、PR活動などに取り組み、薬草事業への新たな提案や企画などにも携わっていく予定です。