5月14日(火曜日)神岡町保健センター
オレンジガーデニングプロジェクトとは、「認知症になっても暮らしやすいまちをみんなで創っていこう」という思いを共有し、認知症啓発のシンボルカラーであるオレンジ色の花を咲かせるプロジェクトです。
この活動は2020年に新潟県長岡市から始まり各都道府県で広がっています。
2024年1月1日施行の認知症基本法の中に9月は認知症月間として定められました。共生社会の推進に向けて、オレンジガーデニングプロジェクトを飛騨市でも開始します。当プロジェクトの賛同団体は飛騨市全体で114、神岡町では24になり、現在も募集をしています。
この日は、活動のキックオフとして種まきイベントが開催され、神岡町の銀行・郵便局・薬局・商工会など15団体が参加しました。
このイベントを担当した認知症地域支援推進員の田中かおりさんは「事業所の方でも市民の方の目に触れる場所にプランターを置いて欲しいです」と説明をし、参加者は一斉にプランターへ種まきを行いました。
旭ヶ丘デイサービス管理者の松崎秀樹さんは「地域で誰がいつ認知症になるか分からない。サポートしつつ、住みやすいまちを作って行けたらなと思います。オレンジがシンボルカラーということが普及していないので、啓発の手助けができれば」と話しました。
参加者からは「種まきイベントを通してオレンジガーデニングプロジェクトが市民の方に浸透していくと良いかなと思います。プランターをちょっとでも見ていただいて、感じてもらえば嬉しい」との感想が寄せられました。