5月24日(金曜日)老田屋製麺所 飛騨古川店
5月17日の「世界高血圧デー」と毎月17日の「減塩の日」にちなみ、減塩中華そばの提供や販売を行っている老田屋製麺所 飛騨古川店で、血圧測定や健康相談、減塩食品のサンプルのプレゼントなどを行う催し「血圧どやな? ラーメン店で血圧測定・健康相談」が開かれました。
減塩とは程遠いイメージのラーメン店ですが、同店を運営する神岡町の老舗製麺所「老田屋」は飛騨市とコラボし、塩分控えめでも美味しく食べられる「老田屋 中華そば 減塩」を開発し、販路拡大に向けて取り組んでいます。今回は、血圧の重要性や健康について考えてもらいながら、近年の減塩食品の美味しさも味わってもらいたいと、同店と飛騨市が協働して行いました。
この日は、市民保健課の保健師や管理栄養士による血圧測定や健康相談などのコーナーを店内に設置。また、一般的に「美味しくない」という印象を持たれている減塩食品へのマイナスイメージの払拭も図ろうと、美味しく食べられる減塩食品のサンプルの展示や配布も行いました。「老田屋 中華そば 減塩」も一日限定の特別価格で提供されました。
昼食時には大勢の人が来店し、食事の前に血圧を測ったり、展示されている減塩食品を興味深げに見ていました。古川町の横山美保子さんは「減塩そばができたと聞いたので、血圧を測りがてら食べてみようと来ました。ラーメン店で血圧を測るのは初めてで、面白い企画ですね」「血圧が高めで薬を飲んでおり、ふだんから減塩のしょうゆや味噌を使ったりして健康に気をつけています。いろんな減塩食品が出ているので、今日は見せてもらって、できるだけ使ってみようと思います」と話していました。
市保健センター長の小洞尚子さんは「健診以外では、血圧を測ったり健康相談をする機会はなかなか無いと思うので、この機会に保健師を活用してもらえたら」「ふだんから血圧を測ったり、美味しい減塩食品を味わって健康に気をつけてほしいです」と話していました。