7月5日(金) 市役所
神岡町山之村地区の地域振興を目的とした飛騨市地域おこし協力隊として、新たに宮崎県延岡市出身の石井大地さんが就任し、都竹市長から委嘱状が交付されました。今年度の任期は7月1日から令和7年3月31日まで。更新によって3年間まで延長されます。
石井さんは高校卒業後、名古屋市で会社員として16年間勤務しました。自然が好きでキャンプを楽しんだりしてきましたが、田舎暮らしにあこがれて移住を決意。今年2月に名古屋市の移住・交流センターで紹介を受け、3月には山之村を訪問。同地域で暮らす住民の皆さんとふれあって就任を決めたそうです。今後は鳥獣害対策をはじめ、地元愛にあふれた小中学生や地域住民の皆さんと協働し、地域資源の発掘など地域振興に取り組んでいく予定です。
委嘱状を手渡した都竹市長は「街から離れていて冬も雪深い場所ですが、最高の環境で、いろんな方に喜んでいただける場所です。地域の皆さんと連携して一体となって、いろんな活動をやっていただきながら、地域の一員として頑張って」と激励しました。
石井さんは「自分で作ったものや獲ったものを提供できる場所を作りたいと思っていました。いいタイミングで協力隊の募集があり、これもなにかのご縁と思います。自分のやりたいこともやりつつ、少しでも皆さんの力になれれば」などとあいさつ。「情報発信を手がけたいですが、まずは牧場や農園のお手伝いをしながら地域の人と交流を深めたいです」「散策して自然を知りたいですし、釣りや山登り、畑もやってみたいです」などと意気込んでいました。