7月13日(土曜日)14(日曜日) 神岡鉱山他
ジオスペースアドベンチャー(GSA)が13、14日に行われ、全国から訪れた約800人の参加者が地下1,000メートルの探検ツアーを楽しみました。
GSAは、普段入ることができない神岡鉱山の本物の坑道散策や、「スーパーカミオカンデ」などの宇宙物理学最先端の実験施設を活用して行う探検ツアーです。
参加者はバスに乗って坑内に入り、スーパーカミオカンデの実験エリアや鉱石の採掘で実際に使われていた大型重機などを見学しました。
スーパーカミオカンデでは、研究者によるサイエンスセミナーも行われ、東京大学宇宙線研究所の片岡洋介助教らから素粒子ニュートリノの性質や研究目的などを分かりやすく説明しました。
また、神岡町公民館では、東北大学ニュートリノ科学研究センターの検出器「カムランド」や、茨城県にある研究施設「J-PARC」のセミナーなどが多彩に催され、参加者は熱心に耳を傾けながら最先端の宇宙物理学研究に触れました。
今回富山県から参加した石場まちさんは「昨年抽選に外れたので、今年は見学することができて嬉しいです。画像で見ているよりも広く迫力がありました。実際見てより興味が湧きました」と話していました。