7月 13 日(土) 古川町宮城町(宮城橋下)
古川町にある医薬品製造業・ニプロファーマ飛騨工場株式会社の社員らで組織するニプログループ共済会の飛騨支部が宮城橋下の宮川河川敷で特定外来生物「オオキンケイギク」を一掃する奉仕活動に汗を流しました。
同社は社員の福利厚生を担う共済会と一体となってさまざまな社内行事や、環境保全活動などの地域貢献に取り組んでいます。同団体は、R4 年度以降、毎年防除作業を実施しており、今年で3年目となります。
この日は共済会の若手メンバーを中心に 1 9人が参加。約 1 時間にわたってオオキンケイギクの抜き取り作業を行い、大きなごみ袋 37 袋、約 300kg を回収しました。
会長の中齋 快清さんは「花を抜くところから袋に入れるところまで全て手作業で大変でしたが、参加者の皆さんが協力して一生懸命作業してくださったおかげで、あっという間にきれいにすることができました。今後もこのようなボランティアに参加し、飛騨市に貢献していきたい」と話していました。
特定外来生物とは、法律で指定された、特に従来の生態系を脅かす可能性の高い生物です。今回防除対象としたのは、オオキンケイギクで、飛騨市内に広く分布していることが確認されています 。
飛騨市では外来生物防除活動を「市民との協働」で実施することを目標としており、正しい除去方法の指導等、ボランティア活動への支援を積極的に行っています。