7月21日(日曜日)~28日(日曜日)古川町内の各家庭など
連日の猛暑の中、古川町商工会青年部(木戸脇三雄部長)が「打ち水大作戦」を実施しました。初日は散水車2台も出動し、市街地中心に乾き切った車道に散水。各家庭でも涼を求め、酌(しゃく)を手に側溝の水を撒きました。
同青年部では例年にない猛暑の中、エアコンばかりに頼らず、節電にもなる暑さ対策として各家庭にチラシなどで「打ち水大作戦」を告知。打ち水だけでも2度ほど気温が下がるといわれ、協力を呼びかけました。
この日は打ち水大作戦実行委員会のメンバー17人が参加し、3~4人のグループに分かれて酌やバケツを手に街中を巡回、住民と一緒になって打ち水をしました。
若宮一の吉田和広さんは「今ではエアコンが普及したせいか、打ち水の光景はほとんど見られませんが、若い頃は夕方になるとあちこちで打ち水をしていました。久々に酌を手にして昔を思い出しました」と笑顔を見せていました。
実行委員長の上野隆広さんは「地球温暖化やカーボンニュートラルと言われている今、古川の気温を下げるには打ち水が単純で、お金もかからないということでやってみました。わずかかも知れませんが、皆さんのおかげで気温は下がり、湿った道路を眺めては涼感を感じることができました。ご協力ありがとうございました」と話していました。