8月30日(金曜日) 市役所
市では地方公務員や飛騨市役所に関心を持つ若者の増加を目的として、実際の飛騨市役所内の業務を体験する5日間の実践型インターンシップを開催し、参加者は地域交通のあり方や古川町の町並みの魅力を考える12の実習プログラムに取り組みました。
この日は5Days公務員実践型インターンシップに参加した14名からインターンシップの成果や得られた学びについて報告が行われました。
参加者の森俊介さんは事業者へのインタビューで飛騨市の観光の現状を学び、飛騨の豊かな自然と美しい星空を主軸にした観光プランの提案とインバウンド集客のためにスキー場のブランディング化を進めるなどの提案を行いました。森さんは「事業者の方々はそれぞれ違う考えを持っていても、根底にまちを守っていかなければならないというまちへの熱い思いがあり、私もいずれ力になりたいと心を動かされた」と振り返りました。
また、参加者の中田小萩さんは飛騨市の健診制度や現状を学び、市民向けの「保健センターだより」の作成に取り組んだことを発表しました。「飛騨市の保健師として働くイメージができたことが良かったです。市民一人ひとりに大切にできる保健師の魅力に触れることができました」と感想を話しました。
これに対し、中田さんの受け入れを担当した市民保健課保健センターの田村亜紀さんは、「保健センターの職員全員でどのように受け入れるかを考えました。今回の受け入れで私たち自身も学びになることが多かったです」と語りました。