9月17日(火曜日)史跡江馬氏館跡公園
「中秋の名月」に月と国名勝の江馬氏館跡庭園を眺めながら、お月見ヨガが行われました。
普段は入館できない夜の江馬氏館跡会所建物を使用したイベントです。また、今回の企画は江馬館利活用事業として一般応募から採用されたもので、地元の方との協働の元に実現した地域資源としての活用事例です。
この日の講師はYoga space happiness treeの藤田真紀子さん。都竹市長と市民8名が参加しました。
まず飛騨市教育委員会学芸員の大下永さんから江馬館についての解説があり、参加者は500年前と同じ景色を見ながら1時間半ほどヨガを行いました。講師の優しい声かけ指導のもと、参加者は穏やかな時間を過ごし、心と体をほぐしました。ヨガが終わる頃には月にかかっていた雲も消えて、月見台から月を眺めたり撮影したりして夜の江馬館を堪能しました。
都竹市長は「ヨガは全く初めて。とっても気持ちよくて、江馬館の月見台で月が見れて最高でした」と感想を述べました。
神岡町在住の参加者は「開放的で、建物も落ちついていてヨガ向きだなと思いました。畳の上でやりたいと思っていたので良いところだらけでした」と笑顔で話しました。
藤田さんは「地元にこんなに素敵な場所があったんだ。歴史ある場所でヨガができて光栄です。自然の中でできるのは開放的ですし、集中もしやすかった。自然の中の一部のような感じがしました。スズムシの鳴き声や風を肌で感じて気持ちの良い時間でした」と話しました。