9月25日(水曜日) 宮川町杉原地内かせが花谷橋工事現場
宮川町杉原地内の市道杉原―小豆沢線で行われている道路改良工事のうち「かせが花谷橋」橋梁架替工事の現場を、宮川小学校の児童らが訪れて見学しました。
普段は立ち入ることができない工事現場を間近に見てもらうことで、子どもたちに道路工事へ興味を持ってもらったり、将来の職業などを考えてもらおうと実施されました。当日は、同校の全校児童8人が参加し、市職員や工事の請負企業の担当者から分かりやすく説明を受けました。
これまで使っていた橋は設置から90年が経過して老朽化が進み、架け替えた方がいいと判断して工事をしていること、1本あたり長さが21メートル、重さが約20.3トンもあるコンクリート製の橋桁を6本並べることなど工事の概要を聞いた後、200トントラッククレーン車を使って橋桁をつるし上げ、橋台に設置する実際の作業などを見学。児童らは、作業の様子などを写真や動画で撮影したり、担当者に「工事は何人でやっていますか?」「1日に何時間働いていますか?」「工事は難しいですか?」「いつ完成しますか?」などと熱心に質問していました。
見学後、児童らは「工事現場の横にある線路に電車が来る時、危なくならないように、いつ電車が来るかを把握していることがすごいと思いました」「今日初めて工事を見て、大きい柱も大きいクレーンで運んだり、少ない人数でも1日すごく頑張っているんだと分かりました」「1つ20トンもある橋桁をクレーンが余裕で運んだり、それを工事の人が調整して設置していて大変だと思いました」などとそれぞれ感想を発表しました。
藤戸貴生さんは「橋桁は重くて大きいし、クレーンもトレーラーも大きいし、すごく大変なものだなと思いました。工事現場をいつも横目で通り過ぎているけど、こんなすごいことをしているんだと分かりました」と話していました。