9月27日(金曜日)市役所市長室
今年7月に発生した台風3号により被害に見舞われた台湾新港郷。この日、同所から葉孟龍新港郷長を始め、新港郷公所(新港郷の行政機関)の職員ら総勢16名が飛騨市を訪れ、都竹市長から災害義援金を受け取りました。
一行が飛騨市を訪れたのは昨年の4月以来2度目。今回は28日の「飛騨古川きつね火まつり」の開催に合わせて訪れたもので、市のゴミ焼却場やリサイクル施設を見学された後、市役所を訪問されました。
市役所では都竹市長と市職員らが拍手で一行をお出迎え。その後、2017年の友好都市提携後に庁舎内に設置された「新港郷特設展示ブース」を見学され、都竹市長自ら展示品について紹介を行いました。
その後、市長室にて災害義援金の贈呈式が行われ、7月末に台湾を襲った台風3号による被害状況を葉郷長らが説明。新港郷では倒木や民家への浸水、農作物への影響など被害が発生し、葉郷長は「今回の台風被害により100トンものゴミが出て、片付けるのに2週間かかりました」などと話されました。
今回新港郷へお贈りした災害義援金は、8月20日から9月20日までの約1か月間、市役所と各振興事務所に設置した募金箱に寄せられたものです。贈呈式で都竹市長は「市民の方々から贈られた善意です。是非お役立てください。」と義援金を贈ると、葉郷長は感謝状を手渡しながらお礼を述べられました。
一行はこの日市内企業を視察され、翌日は神岡町の江馬館で日本茶の体験会に参加されました。また、同日スカイドーム神岡で開催されたイベントの中で、新港郷のゴマ油を使用した「麻油鶏」の試食会を実施。その後、きつね火まつりの行列に参加し、地域の方々との交流を楽しまれました。