9月28日(土曜日)旧神岡鉄道・奥飛騨温泉口駅
飛騨市を代表する観光アトラクションの一つ、レールマウンテンバイク「ガッタンゴー」。運営するNPO法人神岡・町づくりネットワークが日ごろの感謝と、市制20周年を記念して「大感謝祭」を開きました。
かつて市民の足となった「おくひだ号」乗車会、廃線を活用して飛騨神岡駅間を走る「くまとろ&ねことろナイトレール」、感謝祭初登場の手回しトロッコ「てトロ」を始め、けん玉を使ったパフォーマンス、ガッタンゴーや神岡鉄道にちなんだライブステージなどさまざまな出し物が行われ、大人から子どもまで多くの方々が楽しいひと時を過ごしました。
ナイトレールを体験した親子連れらは「昼間と違いまっ暗。遠くの街の明かりだけしか見えないのでワクワクドキドキしました。特にトンネルの中は何も見えなくて不気味でしたが、風が心地よかったです」と話していました。
同法人は、廃線という資源の有効活用と地元雇用を通して地域貢献に取り組んでいます。オープニングで小野雅隆専務理事は「観光客中心の事業ですが、ガッタンゴーを応援していただいている皆さまとの接点を大切にしていきたいと思います。11月には市制20周年を記念して谷中山駅まで全線活用したイベントも計画しています。ご協力よろしくお願いします」とあいさつ。
また、藤井弘史副市長は「昨年74,391人と過去最高の利用客を数えました。今年も天候に恵まれ、軽快に走っています。全国に広く知れわたったガッタンゴーですが、これからもより一層、地域振興に貢献し、親しまれることを願っています」とあいさつしました。
会場にはイベントのほか「うまいものバザー」や「スーパーボールすくい」などキッズコーナーも設けられ、来場者を喜ばせました。また、感謝祭恒例の抽選会も行われ、飛騨牛や地酒など特産品のほか、市制20周年を記念して「奥飛騨山椒入り飛騨牛干し肉」100人分も贈られました。