11月26日(火曜日) 古川小学校
古川小学校児童会の各委員長を務める6年生児童らと、同校の学校運営協議会メンバーや教職員の皆さんが意見を交換する「語る会」が開催されました。
児童らが、自分たちが目指したい学校の姿について「こういう学校にしたい」「こうしたことを助けてほしい」といった思いや願いなどを率直に語り、その実現に向けての課題や要望を学校運営協議会の皆さんに伝えたり質問を投げかけ、理想の学校の実現に向けて協働するのが目的。この日は、児童会から9人の委員長と、学校運営協議会の委員や教職員など7人が出席しました。
自己紹介の後、児童らは現在行っていたり計画している委員会の取り組みを説明。「給食の残量を減らすために、すごろくを作ってゲームをやるみたいに楽しみながら目標を達成するキャンペーンを考えています」「外でできる遊びなどを放送で紹介したりして、全校児童が休み時間に外で遊べるようなキャンペーンを考えています」「楽しく手洗いができるようになる動画を作ったりしています」「1冊本を借りるごとに1つスタンプを押せるビンゴを作って、誰でも楽しめるような図書館まつりを計画しています」などと紹介しました。
また、学校への要望として「校庭の遊具をもっと増やしてほしい」「図書館の学習マンガが少ないので増やしてほしい」「放送の時に資料が置ききれないので放送室の机を広いものにしてほしい」「放送で使う手持ちカメラや三脚がぐらぐらして使いにくい」「黒板消しとクリーナーが使いづらいので新しくしてほしい」などの意見が寄せられました。
最初は緊張してあまり意見が出ませんでしたが、場に慣れてくるにつれて声が寄せられるようになり、「外国で行われる、パジャマを着て登校する『パジャマデー』をやってほしい」「有名人に学校に来てほしい」など、さまざまな意見が出ました。「先生が鬼になって全校でかくれんぼのような催しをしたい」といった希望もあり、委員からは「ぜひやりましょう。イベントの係を作ってみたらどうか」などのアドバイスもありました。
放送委員会の渡邉羽咲さんは「言いたかった意見は全部言えました。みんながいろいろ楽しめるようなキャンペーンを企画してきて、少しずつ変わっていくような印象を持ちました」と感想を話しました。
この日、進行役を務めた同協議会の「地域活動」担当の大谷吉憲さんは「子どもたちが考えたり、日ごろ思っていることを出してもらえたと思うので、できるだけ実現できるよう協議会としても話し合ってみたいです。全校的に取り組むものについてはバックアップしていきたいですね」などと話していました。