5月26日(日曜日)ゆぅわ~くはうす周辺
タケノコやワラビなど山菜がずらり並んだ「飛騨かわい山菜市」(河合町地域振興協議会主催)が温浴施設ゆぅわ~くはうすで開かれ、多くの市民らが旬を迎えた地採れの山菜を買い求めました。この市は山菜を通して地域の豊かさを実感してもらおうと毎年行われ、今年で11回目を迎えました。
この日、会場のテント前には販売前から長い列ができ、地元の小中学生8人がお手伝いを買って出て、慣れない手つきで商品の受け渡しに汗を流し、テントの一角では特産の野草茶やイワナの炭火焼き、五平餅も販売され、多くの人でにぎわっていました。
また、食堂では山菜バイキングが行われ、ウドやワラビ、タケノコ、フキなどが入ったご山菜ご飯やみそ汁、職員の皆さんが2日前から下ごしらえしたという「うどのグラタン」「竹の子のみそ漬け」「いたどりの白あえ」「くごみのごまあえ」「車ふとふきのとうのくるみあえ」「あずき菜の天ぷら」など20種類の山菜料理が皿に盛られ、買い物客らが舌鼓を打っていました。
神岡町から山菜を買い求めに訪れた藤田智子さんは「以前はタケノコ採りに山へ行きましたが、最近はクマがこわくて出掛けられないので、毎年、朝一番に山菜市に来て、タケノコのほかフキやワラビなどたくさん買って帰ります。タケノコは保存してご飯や煮物、てんぷらなどに調理していただいています」と話しました。