5月29日(木曜日)古川中グラウンド
古川中学校が体育祭を開き、リレーや綱引き、大縄跳びといった競技を始め、生徒たちが集団美と創意工夫を凝らした「応援合戦」を繰り広げました。中でも応援合戦は同校伝統の行事で、全校生が赤、黄、緑、青の各団に分かれ、練習を重ねた集団演技を繰り広げました。
今年の体育祭は“輪”をスローガンに行われました。応援合戦はまさに生徒たちの心が一つになったもので、鉢巻きを締めた応援団長らが整列した団員の前で気勢を上げた後、約3分にわたって演技を披露。その一糸乱れぬ、力強い動きに保護者の方々から大きな拍手を送られました。
グラウンドには学校運営協議会長や観光協会事務局長ら審査員7人が演技の美しさや迫力、創意工夫などを審査した結果、今年は赤団と黄団が同点優勝で共にトロフィーを手に。応援合戦の後、こちらも心を一つに大縄跳びが行われ、全競技を終了しました。
閉会式では生徒会長から成績発表があり、競技優勝は赤団、取組賞は黄団が獲得しました。
中村裕幸校長は「どの団も心を合わせ、競技に取り組む姿に胸を打たれました。感動的な体育祭をありがとう。この体育祭で培った“輪”を持って明日からの学校生活に臨んでほしいと思います」とあいさつしました。
応援合戦で優勝した赤団と黄団の団長で中学3年生の松井勇馬さんと同じく中学3年生の塚腰大雅さんは「優勝できて、とても嬉しい。あたたかい“輪”で終われてよかった」などと喜びの言葉を述べました。