6月4日(水曜日)古川中学校
認知症啓発のシンボルカラー、オレンジ色の花を育てる活動「オレンジガーデニングプロジェクトin飛騨市」が古川中での活動を皮切りに今シーズンもスタートしました。
このプロジェクトは「認知症になっても暮らしやすい街をつくろう」をスローガンに認知症について考える機会を…と、2020年に新潟県長岡市で始まり、飛騨市では昨年スタートしました。
この日、同校では生徒会執行部を中心に約30人の生徒がキバナコスモスの種まきを行いました。生徒たちは昼休みを利用し、校舎玄関前で市地域包括支援センターの田中かおりさんからプロジェクトの概要や種のまき方を教えてもらった後、全部で20個のプランターにまきました。
キバナコスモスは9月の「認知症月間」に合わせて美しい花を咲かせます。生徒たちは開花終了まで水やりなどの管理を行うそうです。
同校では生徒たちに認知症への理解と、人権感覚を高めてもらおうとこのプロジェクトに賛同しました。参加した生徒は「このプロジェクトは種をまくことだけでなく、美しい花を咲かせることも目的です。開花したら『きれいな花ですね』と通りすがりの人たちに気に留めてもらうよう、啓発に努めたいと思います」と話しました。
オレンジガーデニングプロジェクトは市内各振興事務所や商工団体、賛同していただいた一般家庭の方々も取り組まれてみえます。9月には市内あちこちでオレンジ色のキバナコスモスが見られるでしょう。