6月12日(木) 市役所
飛騨みやがわ考古民俗館を盛り上げようと活動する「石棒クラブ」のメンバーで東京都在住の上原惇さんが開発したシューティングゲーム『あゆのぼうけん せきぼうくんのぎゃくしゅう』をプレイする動画をオンライン上で配信しました。
同町で大量に出土した石棒をモチーフにしたキャラクター「石棒くん」を、特産のアユをモチーフにしたキャラクターが次々に打ち落とすという内容で、全4ステージあります。
この日は、シューティングゲームという一風変わった切り口で、博物館や縄文、石棒に関心の薄い人たちにもその魅力を届けたいと企画。初めて同ゲームに挑戦する三好清超学芸員が、上原さんと石棒展や縄文土器などに関する会話を楽しみながら、全ステージクリアを目指しました。
三好学芸員は13人の視聴者が見守る中、悪戦苦闘しながらも上原さんから攻略のアドバイスを受け、30分ほどで最終ステージをクリアしました。視聴者からは「次は石棒恋愛シミュレーションゲームを」などの要望も寄せられました。
上原さんは「ファミコン世代も楽しめるレトロで懐かしいゲームを目指しました。アユや石棒のイラストも再活用できて良かった。プレイする人にクスっと笑ってもらえたら」「チャットGPTを使えば、こうしたゲームを誰でも作れるということを広く知ってもらい、この流れが全国の博物館にも広がってほしいです」と話しました。
三好学芸員は「キャラクターがアユや石棒なので飛騨宮川を想起させていいですね」「ゲームを入口として、縄文や石棒のことを知り、本物を見てみようという流れにつながれば」と期待していました。
アーカイブ動画<外部リンク>はYouTubeで視聴できます。
『あゆのぼうけん せきぼうくんのぎゃくしゅう』<外部リンク>で遊ぶことができます。
また、「飛騨みやがわ考古民俗館開館30周年記念シンポジウム」の模様も下記リンクから視聴できます。
【午前の部】<外部リンク> 【午後の部】<外部リンク>