6月21日(土)旧深山邸(若松家)
神岡町・船津の街には、明治40年ごろ通称「船津宮下遊郭」があり、旧深山邸は当時を知る貴重な建物として、現在も神岡街歩きガイドによって、その歴史が語り継がれています。旧深山邸の魅力を知り尽くした街歩きガイドを中心に、今年も大掃除が行われました。
かつて遊郭であった旧深山邸は、現在は市が譲り受け、管理・活用を行っています。街歩きガイドによる施設案内のほか、市民の憩いの場や市民ギャラリーなど、幅広く活用されています。
大掃除は街歩きガイドや市職員らによって年に一度行われていますが、今回は初めてボランティアを募集しました。旧深山邸の保存や活用について市民とともに考え、また神岡街歩きガイドの活動をより多くの方に知ってもらいたいという思いからです。
神岡街歩きガイド代表の霜出邦道さんは「特殊な建物で、こういった場所を活用できるところは少ないので、面白い使い方ができればと思っています。今後も神岡街歩きガイドとして、貴重な建物の魅力を伝え続けていきたい」と話していました。