6月27日(金曜日) 市役所
市民窓口のサービス向上と業務の効率化を目的として、市役所やハートピア古川で窓口利用の体験調査を行い、今年度入庁の職員を含む20名が転入や証明書発行の手続きを通して、利用者目線の課題発見と解決策を検討しました。
はじめに、担当職員から「人口減少化で少ない職員数で行政運営していくにはデジタル導入で根本的な解決を図ることが重要。ただ、デジタル導入以外で解決できる問題もあるので、その部分を来庁者目線で考え発見して欲しい」とあいさつ。
20名の職員を3つの班に分けて、転入やおくやみ、証明書発行の各手続きを市職員が来庁者役やメモ係、計測係などの役割分担を行い、実際に市役所窓口を体験する調査を行いました。
その結果から、掲示物やチラシが多く整理整頓されていないイメージがあったことや2名以上や子連れで窓口に訪れた際に椅子が足りなかったこと、庁内で連携が取れてない点などの課題が洗い出され、それぞれ改善案が提案されました。
今年度入庁した新入職員の嶋田一樹さんは「今回小さな子どもを抱っこして庁内を回りましたが、その立場になってみないと分からないことがありました。例えば、子どもを抱っこしているので特に庁内が暑く感じたり、子連れには窓口のスペースが狭すぎることを感じました。来庁された方にとって快適に過ごしていただける環境づくりの大切さに気づけました」と話しました。