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国史跡・姉小路氏城跡へようこそ!~飛騨市が「山城ガイド」認定~

印刷用ページを表示する掲載日:2025年7月4日更新

6月28日(土曜日)古川町太江地内小島城跡

飛騨市古川町の5つの山城が「姉小路氏城跡」として、昨年2月、国史跡に指定されました。市はこれを機に、この城跡を広く普及させようと「山城ガイド」を公募。応募者は3回の講座と4回の懇談会に出席し、今年6月の認定試験で15人が合格、めでたく認定証を手にしました。

この日、受験者の皆さんは古川町の太江農業センターから山城群の一つ、小島城跡まで山城談義を楽しみながら30分ほど歩き、城の主郭部分で合格発表が行われました。

試験にはハードルの高い難問も見られましたが、平均点は100点満点のうち87点と、合格点の70点を大きく上回り、受験者全員が合格。そのうち1名は満点で合格されたとのことでした。

発表の後、合格者に認定証を贈った都竹市長は「姉小路氏城跡が国史跡の指定を受けた後、保存活用計画を立て、ガイドを育成することになりました。受験者の皆さんにはクオリティーの高い勉強に汗を流していただき、我々も自信を持ってガイドとして送り出すことができます。この山城群は市が誇る大事な文化財です。皆さんも今後、自信を持ってガイドに努めてほしいと思います」と激励しました。

この後、合格者の出陣式が行われ、甘酒をかわらけに注ぎ、都竹市長がした「いざ山城ガイド 出陣!」と威勢よく乾杯の音頭をとると、合格者の皆さんも片手を突き上げ「おーー!」と威勢のいい声を上げ、甘酒を口に運びました。

最年少で合格した吉城高校理数科2年の加藤芳浩さん(古川町)は授業の傍ら、好きな戦国時代と山城のほか、郷土史についても学びを深めました。加藤さんはガイドになれた喜びと周囲への感謝の気持ちを述べた後「今後、一人でも多くの方に山城や飛騨市の魅力を伝えたいです」と抱負を述べられました。

また、合格者には小島城址整備委員会の会員3人も名を連ね「今後、地元の人たちにも懇親会などの席を通して、ガイドの務めを果たしたい」などと話されました。ガイドの皆さんは今年10月24日に初仕事に臨まれます。

当日の様子

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