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一光会が油絵を中心に作品展を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日:2025年7月18日更新

7月3日(木曜日)アートギャラリー彩り館

市内の美術団体「一光会」(田端貞満代表)が6日まで「第43回一光展」を開催し、今春、東京都美術館で開かれた「東光展」出展作品を始め、会員7人と講師を務められている佐藤茂明さん(河合町・76)による油絵など自慢の作品32点(100号~SMサイズ)が展示されました。

一光会は昭和57年、古川町在住の日展会友で東光会参与の小枝利汎さんを中心に結成。「自然に学び、現代具象絵画を創造する」という東光会の理念の下で油絵に取り組み、その後、東光会県支部としても活動しています。

初日は、講師の佐藤さんが油絵の描き方や気になる芸術家の作品をテーマにギャリートークを行い、続いて展示作品1点1点について講評がありました

佐藤さんは美濃市出身で、43歳の時、河合町稲越に移住。学生時代にデッサンやクロッキーの魅力に取りつかれ、愛知教育大学と東京藝術大学大学院で研さんを積み、学生時代には赤坂離宮の天井画の修復も手がけられたそうです。大学院卒業後は市内の中学校でも教べんを執られています。

ギャラリートークでは長年にわたる芸術活動で培った構図のとり方についても指導。「構図が決まれば、絵は上手に描けるものです。構図のとり方はしっかり学んでください」と。また、ゴッホやミレーなど気になる作家の名画を取り上げて「絵は風景をそのまま描くだけでなく、描きたいものをモチーフに加えてみるとおもしろい作品になります。カメラは被写体を正確に撮るもので、絵は写真とは違います」などと伝えました。

また、佐藤さんは「絵を通して『手を動かす』『目を動かす』『心を動かす』『興味をもつ』ことは大切なこと。年を取らず、いつまでも若々しくいるためにも描き続けてください」と話されました。

当日の様子

一光会が油絵を中心に作品展を開催しました
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