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奥野栄一さん、100歳!万歳!

印刷用ページを表示する掲載日:2025年7月18日更新

7月7日(月曜日) 森の葉

神岡町の奥野栄一さん(大正14年7月5日生まれ)が百歳を迎えられ、市から花束や褒賞金などを贈り、長寿をお祝いしました。

奥野さんは神岡町船津で生まれ、大工の弟子として修行され工務店に勤めたあと、ご自分で奥野工務店を立ち上げられました。大工仕事もしながらの工務店をされ社長業務ーいわゆる事務は好きではないと、常に現場一筋で指揮をとってこられたそう。現在会社は孫娘の夫が3代目となり頑張ってみえます。

仕事一筋の反面、カラオケやお酒、喫茶店など出かけることも大好きで、若い頃はよく飲んで歌って楽しんでみえたそう。なかでも八代亜紀さんが大好きで「雨の慕情」はいつも車でも聴きながら移動しよく歌っていたそうです。

奥野さんのお孫さんは「祖父の足が悪くなってきた頃、友人を集めて花見をする際に、酒を注ぎにいきずらくなったため遠くからでも注げるようにと長い柄の杓を作っていました。とてもユーモアとアイデアのある方でとても面倒見がよかった」と語られました。

2年ほど前からは現在の施設に入居され、現在は車椅子での移動となりましたが、自分で動かれ珈琲を飲んだり施設での生活を楽しんでみえます。時々は自宅にも帰り、会社はどうや?と気にされる発言もあったりと社長だった頃の思いは今も変わらず残っているようですとお嫁さんも話されていました。

7月5日の100歳の誕生日には自宅で子どもや孫さん達と盛大にお祝いされ「我が人生に悔いなし!皆んなありがとう!忙しいところ集まってもらって祝ってもらって幸せや」としっかり挨拶されたそうです。また、面倒見の良かった奥野さんを祝い他の大工さんからも沢山お祝いが届いたそうです。

市からのお祝い訪問日は7月7日七夕の日、ちょうど宮城保育園から可愛い園児達との交流会があり「これからも元気でいてね」「長生きしてね」などの短冊を飾り、奥野さんの100歳のお祝いに元気な園児達から言葉もかけられて嬉しそうにとても喜んでるみえたそうです。

当日の様子

奥野栄一さん、100歳!万歳!

奥野栄一さん、100歳!万歳!
奥野栄一さん、100歳!万歳!
奥野栄一さん、100歳!万歳!​​
奥野栄一さん、100歳!万歳!
奥野栄一さん、100歳!万歳!
奥野栄一さん、100歳!万歳!
奥野栄一さん、100歳!万歳!