7月8日(火曜日)神岡小学校
神岡小学校3年生40人は、ふるさと学習の一環として県重要無形民俗文化財に指定されている「船津盆踊り」について学んでいます。指導には神岡民謡保存会の13人を講師に迎え、これまでに3回にわたり練習を重ねてきました。最終日となったこの日は、親子行事として保護者と一緒に踊りの練習をしました。
船津盆踊りは、江戸時代から200年以上受け継がれてきた歴史ある踊りで、今年は8月13日に西里通りで披露される予定です。
この日は、「手はグーの形に、足は床から離さないように」といったアドバイスを受けながら、児童と保護者が大きな円になり、三味線・太鼓・唄・お囃子を担当する地方(じかた)の音に合わせて踊りを楽しみました。最後には法被や編み笠を身に着け、本番さながらの雰囲気で踊りました。
児童たちは「お母さんにかっこよく見せられてよかった」「前よりきれいに踊れてうれしい」「お父さんやお母さんと一緒に踊れて、いつもより楽しかったし、教えられてよかった」と話していました。
保存会の永田雅人代表は「4回の練習を一生懸命取り組んでくれて、いい行事となりました。これまでの活動を経て、現在の4〜6年生から13人が保存会に入り、三味線や唄にも挑戦してくれています。今年も一人でも多くの子どもたちが仲間に加わってくれるとうれしいです」と語っていました。