7月11日(金曜日)神岡小学校
朝日新聞社による読書感想文指導の出前教室が開かれました。朝日新聞名古屋本社の山田理恵さんが講師を務め、5年生と6年生合わせて約80人の児童が参加しました。
この教室は、神岡町出身で朝日新聞のコラム「天声人語」を17年半にわたって執筆された荒垣秀雄氏を顕彰する「第8回荒垣秀雄顕彰作文コンクール」の関連事業として実施されました。
授業では山田さんが「コツはただ一つ、『起・承・転・結』を書くだけ」と説明しました。児童たちは自分が選んだ本を持ち寄り、読書感想文シートに沿って順に書き進めました。山田さんは、転の部分はもっとも大切で、「自分の体験や性格を本と結びつけて書いてください」と話しました。
その後も、本を見返したりしながら熱心にシートに書き込み、集中して取り組んでいました。この日の内容をもとに、夏休み前には全員が感想文を完成させる予定です。
参加した児童からは「起承転結をアニメに例えてくれてわかりやすかった」「岐阜県に文章の達人がいることを知って驚いた」「先生も子どものころはうまく書けなかったと聞いて安心した」といった声が聞かれました。