7月9日(水曜日)飛騨神岡高校、特別養護老人ホームたんぽぽ苑
飛騨神岡高校華道部部員4名が、特別養護老人ホームたんぽぽ苑(社会福祉法人神東会)を訪れて作成したフラワーアレンジメントを贈りました。
新型コロナウイルスが流行する前は生け花を施設で披露していましたが、コロナ禍で披露できなくなって以降も入居者の方に喜んでもらいたいとフラワーアレンジメントを施設へ届けており、今年は、生徒が丹精を込めて作成した8個のフラワーアレンジメントにメッセージカードを添えて入所者へ手渡しました。
施設の方からは「入居者の方の中には、花が好きな方もいらっしゃるので、毎年この機会を楽しみにしています。また、若い方が来られて接する機会があるだけでも元気をもらえます。コロナ以降、ボランティア活動が減ってきているので、毎年このボランティアは楽しみで、今後も続けてもらえたら」との声があり、寄贈を受けたフラワーアレンジメントは入居者の方の部屋やリビングに飾られるとのことです。
部長の福山実佳さんは「フラワーアレンジメントは、どこから見ても素敵に見えるように、花をいっぱいに詰め込んで作りました。入居者の方が花を見て、笑顔になったり元気になったりしてくれたらうれしいです。入居者の方に手渡すと泣いて大喜びされた方もいて、受けとめ方もそれぞれでした。このようにたんぽぽ苑の方と関わる機会があることで、自分たちも成長できると思いました。来年もぜひこの活動を後輩に続けてほしいと思います」と思いを話されました。
当活動は、『令和6年度小さな親切実行章』の表彰を受けており、活動は今後も続けていきたいとのことです。