7月26日(土曜日)宮川町内
宮川町に住む子どもたちに、ふるさとの魅力を感じてもらいながら体験活動を行う、「わくわく探検隊」
今年は地元の『産業』を知ってもらうため、町内の農家、4軒をめぐり、見学や収穫体験をしました。当日は、地元の高校生や保護者の方、宮川小児童、児童の弟妹なども参加され、15名が集まりました。
1か所目は、ほうれん草農家の井戸坂農園さん。原風景のような棚田が並ぶ中にあるビニールハウスへと向かうと笑顔で児童らを出迎え、「僕は農家を始めて10年ほど。まだまだ農家としては若手です」という自己紹介から入り、播種の話や出荷のときに気をつけなければならないことなどを実物を見せながら説明をすると、実際に児童の手で収穫し、ビニールへ包むまでの過程を体験しました。
バスで移動したあと、食のまちづくり推進課が主催していた「食育DAYキャンプ」に参加していた古川や神岡からの参加者10名と合流し、2グループに分かれ、交代でトマト農家である松永さんが経営している長九朗農園さんと、飛騨牛になる牛を育てる山口さんが経営している山口牧場さんへと向かい、トマトの収穫や餌やり体験などを楽しみました。
昼食はまんが王国の食堂にて、宮川産の食材をふんだんに使った特製カレーライスとサラダをみんなで食べました。サラダには、井戸坂農園のほうれん草、長九郎農園のトマトが入っており、山口牧場の飛騨牛を使ったビーフカレーなどおかわりをするほどの人気ぶりで豪華な昼食になりました。
午後は種蔵の見学。荒谷さんの案内のもと、当初は種蔵の特産品「みょうが」を収穫予定でしたが、時期が少し早かったので、種蔵散策を楽しむことにしました。種蔵の名前の由来や板蔵の役割など丁寧に分かりやすく児童らに説明しました。
参加者からは「どんな人が作っているのか、育てているのか近くでお話が聞け、体験できて良かった」、「いろんな場所を見に行って知らなかったことを知ることができた」といった声があがりました。