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町を活気づけよう…高校生ら夏のイベント「ボンフェス」を企画

印刷用ページを表示する掲載日:2025年9月5日更新

8月16日(土曜日)香愛ローズガーデン

夏のイベントが少ない河合町で「祭りで地域を盛り上げよう」と、町内の高校生らが立ち上がり「飛騨河合お盆フェスティバル(ボンフェス)」を初開催しました。

今春、古川中を卒業した高山工業高1年・政井佑介さんが発案し、地元の同級生8人と出し物を企画。香愛ローズガーデンを活用して地域活性化を目指す「河合ファーストペンギンの会」の林志保さんら、大人たちの協力も得て実現しました。

政井さんによると、河合町は花火大会など夏のイベントがほとんどないため「町全体が盛り上がる楽しいイベントをやろう」と、仲間に呼びかけてボンフェスを計画。集まった8人は全員が古川中で探求型学習プログラム「マイプロ」を経験しているため、自らの考えを実行し、地域に貢献するこうした活動は経験済み。

企画に当たって最初に行ったのは、林さんら地域の人々との“縁”を大切にしようと、河合ファーストペンギンの会や河合小地域学校協働本部「ここあ」の皆さんらと「かわい縁(えにし)組」をつくり、支援の輪を広げながら、さまざまな出し物を立案しました。

地元の民踊「えんやら加賀崎~盆踊り大会」を始め、香愛ローズガーデンのレストランを活用した当日のみの食堂、オリジナルかき氷などのバザー、「絶叫救急車」というお化け屋敷や「水風船バトル」、特産の山中和紙を使った「三角提灯ワークショップ」、マイプロでも行った「絵本の読み聞かせ」など盛りだくさんの出し物で楽しんでいただきました。

この日、同町の下梶谷翔さんはたくさんの仲間と会場を訪れ、ビールやソフトドリンク片手に談笑。下梶谷さんは「仲間が集まって飲めるのが何よりです。居酒屋は古川まで出ないといけないので、こうした場をつくっていただくと、ふだん会えない人と手軽に飲むことができるのでありがたいですね」と話していました。

政井さんは「これまで地域とのかかわりの中で育んだ地元愛を形にできればという思いもありました。地域の盛り上げを考えられるようになったのは小中学校の教育環境のお陰です」と笑顔を見せ、ボンフェスに関わった仲間の一人、森下雫音さんは「今回、イベントの企画から運営までを体験し、社会人になる前にいろいろ経験を積むことはとてもいい社会勉強になると思いました」と話しました。

当日の様子

町を活気づけよう…高校生ら夏のイベント「ボンフェス」を企画
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