8月27日(水曜日)長九郎トマト農園
宮川保育園の園児4人が、有機トマトを栽培する長九郎トマト農園などを見学しました。市では「オーガニック給食」として一部の食材を有機トマト(有機JAS認証)に置き換え、対象の保育園・小中学校で年1回提供しています。
今回の見学は、食育の学びとして実施され、園児たちは生産の過程を体験し、作ってくださることや食べることへの感謝の気持ちを学びました。
長九郎トマト農園では、トマトの成長や苗、花の色を観察。長九郎トマト農園の松永宗憲さんからは「農薬を使っていないので虫がいるけど、クモは虫を食べてくれる味方なんだよ」と教わり、園児たちは色とりどりのトマトの中からオレンジ、緑、紫など好きなものを選んで試食しました。
その後、隣接する山口牧場で牛を見学。園児たちは「こんにちは、元気ですか」と元気に声をかけながら、興味深そうに観察し、松永さんが飼育するヤギも見学しました。
終了後、松永さんは「子どもたちにとっては当たり前の風景ですが、そこで育つ野菜だと分かってもらえれば」と話していました。
オーガニック給食は、施設ごとに異なる献立となり、この日の宮川保育園では、長九郎トマト農園の有機トマトを使った牛肉とトマトのオイスターソース炒めとミニトマトが提供されました。