9月13日(土曜日)味処古川
先ごろ全国規模の利き鮎会でグランプリを受賞した飛騨の天然鮎と、極上の地酒を味わうペアリング会が開催されました。
飛騨の鮎は豊洲市場や高級料亭など都市部では高い評価を得ていますが、地元では「どこで食べられるのか、わかりにくい」という声があるため「飛騨の鮎MAP2025年版」が作成されました。
「天然鮎と地酒のペアリング会」はこの鮎MAP作成を機に地域商社(株)ヒダカラと市が共催したもので、飛騨市の食文化の新たな柱として“飛騨の天然鮎”を地域の自慢に育てようと開かれました。
この日は事前に募集した鮎を愛する食い道楽約30人が参加。釣り名人の室田正氏による鮎談義に耳を傾け、地元料理店が腕を振るった鮎のコース料理と、地元の蒲酒造と後藤酒店がつくったアユ料理に合う一夜限りの地酒を堪能。宮川の「飛騨のあばれ鮎」と高原川の天然鮎の塩焼きの食べ比べも行われました。
宴に先立ち、都竹市長は「高原川と宮川の鮎が存分に楽しめる、夢のような企画です。飛騨の鮎が注目されるようになったのは室田名人やオトリ屋もんじろうの谷口友和さん、ヒダカラさんのお陰で、今宵は私にとって“感謝の夜”になります。これからも鮎を地域の自慢として育てていきたいので、皆さまの応援をよろしくお願いします」とあいさつしました。
「飛騨の鮎MAP2025年版」には市内全域の天然鮎が食べられる18店舗を掲載。店舗は随時募集し、WEB版を更新。また、鮎MAPのリリースに合わせて「知ろう・食べよう・楽しもう」をテーマに飛騨の鮎に関するイベントも掲載し、開催されます。