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絵本のワンシーンを彩るワークショップを開催

印刷用ページを表示する掲載日:2025年9月18日更新

9月13日(土) 古川町コミュニティセンター

市民の生涯学習の学びの場である「飛騨市民カレッジ」の芸術に関する講座として、グラフィックデザインやイラストレーション、アニメーションなど幅広い分野を手がける絵本作家たちもとみちこさんを招き、「絵本の世界をみんなで彩る!色塗りワークショップ」が開催されました。

たちもとさんが絵を担当した絵本『しろおうさまとくろおうさま』を題材に、灰色の世界に参加者自身がアクリル絵具で自由に彩りを加えながら、絵本の世界観を体感しようという試み。ふだんは子ども向けに開かれるワークショップだそうですが、今回は初めて大人向けとしても開催されました。

この絵本は、黒いものが嫌いな王様の国と、白いものが嫌いな王様の国との間に広がる灰色の森に、7人のこびとがやって来て、それぞれが生き物や食べ物などに色を着けはじめ、やがてすべてが彩り豊かな美しい世界へと変わっていくという物語。たちもとさんによる絵本の読み聞かせを聞いた後、参加者はそれぞれ三角帽子をかぶってこびとになりきり、縦90センチ×横2メートル、縦90センチ×横3メートルの大きなマット紙2枚に描かれた絵本のワンシーンを思い思いに彩りました。

この日は1歳から86歳までの21人が参加し、交流しながら絵筆を走らせました。描いた後は交流会もあり、「大人の感覚だと線に合わせて塗らないといけないと考えがちですが、子どもの感覚だと好きなように塗るというのが新鮮でいいなと思いました」などと感想を発表。たちもとさんは「大人の皆さんの繊細さと、子どもたちの大胆さが融合して、とても素晴らしい素敵な作品になりました」などと講評しました。

古川町の竹本祐奈さんは「絵具をさわるのは久しぶりで、子どもに戻った気持ちで楽しみました」、息子の絵(かい)君は「緊張したけど楽しかったです」と感想を話していました。

この日描かれた作品は、古川町コミュニティセンターの玄関に飾られています。

当日の様子

絵本のワンシーンを彩るワークショップを開催
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