9月29日(月曜日)さくら物産館
社会福祉法人・飛騨古川が運営するさくら保育園の年長児30人が、和ろうそくの絵付けなどを楽しみました。これは伝統工芸に接することでモノを大切にする心を育てる体験活動で、会場のさくら物産館副館長・沖村裕子さんが指導しました。
園児たちは無地の和ろうそくにポスターカラーのマーカーで好きな絵や模様を描きました。ある園児は「広場のお花が大好き。これは先生だよ」と、和ろうそくの中心に付けた竹ひごを回しながら赤やピンクのカラフルな絵を描いていました。
引き続き、絵馬の色付けを体験。沖村さんは古川町の飛騨絵馬師・故山口綏星さんが描いた絵馬のイラストを一人ひとりに手渡した後、「絵馬はいい物をお家にいっぱい運んできてくれる馬です。たてがみとしっぽは自分で描いてね」と教えました。園児たちは色えんぴつで、黄色の馬や何色も使ったマーブルカラーの馬など思い思いに塗って仕上げました。
この後、園児たちは「家内安全」や「無病息災」など好きな判を押して完成させ、沖村さんから貼り方を教えてもらい、大切そうに持ち帰りました。