10月1日(火曜日)市役所
全国各地の川で取れた鮎を塩焼きにして食べ比べ、日本一の川を決める「第26回清流めぐり利き鮎会」で、飛騨市の高原川がグランプリを受賞しました。鮎を出品した神岡町のもんじろう商店代表の谷口友和さんが市役所を訪れ、都竹市長に喜びの声を報告しました。
清流めぐり利き鮎会とは、高知県友釣連盟が主催する、全国各地の清流が育んだ鮎の塩焼きを、味、見た目、香りなどの基準で食べ比べグランプリを決めるイベントです。
9月19日、高知市のホテルで開かれ、飛騨市の高原川が優勝しました。26回目の今年は21都道府県の57河川から計約2,290匹が集められ、アユ漁関係者や一般参加者ら約280人が、取れた川の名前が伏せられた状態でアユの味や香り、見た目を審査。配られた審査用紙に3段階で評価を記入して日本一の川を選びます。この審査は河川名を伏せた状態で行われるため「利き鮎」と大会に名がついています。
神岡町でおとり鮎の販売や鮎の卸売りを行う谷口さんは、7月下旬の脂が乗っている時期の鮎から厳選したものを出品。今回3度目の挑戦で日本一に輝きました。
この日、市役所を訪れた谷口さんは「今回は自信があったのでとても嬉しい。最高と思っていた鮎が選ばれて誇りに思います。今後は鮎といえば飛騨市、高原川の鮎と言ってもらえるようにPRしていきたい。ぜひ実際に食べてその美味しさを感じてもらえたら」と笑顔で報告しました。都竹市長は「谷口さんの努力に感謝している。飛騨市に今回のグランプリは悲願で、市も高原川の鮎はじめ市内の鮎のPRをしていきたい」と語りました。
11~13日は道の駅スカイドーム神岡で高原川の鮎の塩焼きの販売が行われます。11日は150本、12・13日は100本限定販売。谷口さんは「香りが良く身が引き締まった身が高原川の鮎の特長。日本一の鮎を食べられるのは今季最後のチャンスです」と呼び掛けています。


