10月4日(土曜日)神岡中学校
神岡中学校の生徒が地域の方と共に、防災と認知症について学びました。
午前は1年生40人を対象に「防災教室」を実施。まず、防災士と市職員から、地震発生時の対応や避難所で中学生にできることを学びました。続いて、柏木工株式会社のスタッフから、普段はホワイトボードなどに使用でき、災害時には間仕切りとして使えるパネルの説明を受け、組み立てを体験しました。
また、マンホールトイレや学校敷地内の防災倉庫を見学し、アルファ化米(非常食)の試食も行いました。さらに、防災を探究している3年生6人が、修学旅行で訪れた「そなエリア東京」での防災体験学習を通して学んだことを発表しました。
午後は2年生42人を対象に「認知症サポーター養成講座」を実施。保健師と福祉を探究している3年生4人が講師を務めました。クイズや劇を通して認知症について正しい知識を学んだほか、「財布を落としたおばあちゃんを見つけた」という設定での対応を考え、認知症サポーターとして自分にできることを発表しました。
講座終了後、生徒たちは「困っている人がいたら積極的に声をかけたい」「高齢者や認知症だからと決めつけず、平等に接していきたい」と話していました。