10月6日(月曜日)、14日(火曜日) 古川子育て支援センター
家庭生活に必要な基礎的な知識や技能を学ぶ「家庭基礎」のうち「保育」の授業の一環で、吉城高校の1年生が子育て中の保護者の皆さんにインタビューをしました。
生徒らに、子育てから得られる良さなどを学んでもらったり、市内で子育てをしたいと思ってもらいたいと同校が今年初めて実施しました。普段、同センターを利用している親子に集まってもらい、親子1組に対し生徒1~2名が付き添って話を聞いたり、一緒に遊んだりしました。
14日には理数科の生徒8人が訪れ、9組の親子と交流しました。生徒らは、子育てに奮闘する保護者に向き合い、「普段の子育ての日課」や「子育てで幸せを感じるとき」、「やりがい」や「大変なこと」、「子育てしやすくなる支援や取り組み」や「飛騨市で子育てすることの良さ」などを質問。保護者らは、日々の大変さなどを伝えながらも、「子どもが笑顔を見せてくれたり、日々の暮らしの中で成長を感じられると幸せ」「飛騨市は人が温かい」などと答えました。
質問の後、生徒らは子どもとおもちゃで遊んだり、赤ちゃんを抱っこしたりしてふれあいました。仲良くなり、最後には握手をしたりハグをして別れを惜しむ子もいました。
早子慎之輔さんは「子育ては大変だと聞いてはいましたが、お母さんたちから細かに話を聞いて、自分の想像以上に大変だと知りましたし、子どもは親なしでは生きていけないのだとすごく感じました。そんな中でも保護者の皆さんは子どもの笑顔や成長を見て楽しさややりがいを感じていることを知ったので、将来の子育てに生かすことができたら」「なんでもすぐに口にする子もいるので、お母さんはずっと見てないといけないことがあり、一緒に遊ぶとお母さんの大変さが分かります」と感想を話しました。
古川町の横山怜子さんは「高校生が子育てに興味を持ってくれるのは、とてもうれしいなと思いました。今日は優しいお兄ちゃんに見てもらって良かったです」と笑顔で話していました。
この取組みは17日(金曜日)、21日(火曜日)にも実施を予定しています。









