10月11日(土曜日)~13日(月曜日)食堂喫茶どやな
名古屋辻学園調理専門学校が食堂喫茶どやな(古川町)で「学生レストラン」を催し、事前に応募があった市民ら約90人が豪華なディナーやランチを楽しみました。
同校は学内でレストラン形式の実習に取り組んでおり、令和5年度には飛騨市と連携して「食と森の祭典」に出店。今回は食材を提供した市内生産者も加わった産官学連携プロジェクトで、学生たちのスキルアップと飛騨市の食の魅力アップが目的です。実店舗を利用して本番さながらに行われました。
飛騨の食材をふんだんに使った中華料理のほか、期間中に開かれた「全国薬草フェスティバル」にちなんで河合町の野草を取り入れた料理、地酒とクラフトビールのペアリングもメニューに加え、校内で選抜された2年生7人が調理や接客に当たりました。
メニューは山東鶏腿肉(飛騨地鶏の揚げ煮)や飛騨牛肉排(飛米牛の煎り焼き)、干蘿蔔白粥(ミルキークイーンのお粥)、野草茶やクロモジなどを使ったデザートなど7種類のコース料理「中国菜譜」を始め、高原川のアユ、シイタケ、アスパラ、飛騨ネギ、サンショウ、野草茶などいずれも飛騨市の食材を使った「前菜9種盛り合わせ」と盛りだくさんの料理が提供されました。
古川町でインバウンド観光客を対象に料理教室を開く田口陽子さんと友人の女性は「飛騨地鶏のおいしさを再発見しました。身が引き締まって歯応えがあり、とても味か豊かでした」「飛騨のトウガンを加えた上海ガニのスープや、飛騨産のエゴマとキクラゲが入ったエビのガーリックスパイス炒めがおいしかった」と。
また「アスパラをXO醤と合わせた料理は初めて。新しい発見でした。前菜はスパイスをたくさん使っていておもしろいけど、やや味が濃いような気がしました」などと話していました。









