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「新嘗祭」にお米を献上される古川町の田中さんが市長を表敬しました

印刷用ページを表示する掲載日:2025年10月27日更新

10月17日(金曜日)市役所市長室

古川町是重の農家・田中一男さん(71)が栽培した米が、毎年11月23日に執り行われる宮中祭祀「新嘗(にいなめ)祭」に献上することになりました。新嘗祭は米や粟などの新穀を御飯や粥にして神前に供え、収穫に感謝する大切な行事です。

田中さんは水稲、大豆、エゴマなど合わせて35ヘクタールを栽培し、飛騨農協や市農業支援協議会などの要職をこなされています。また、地元小学生を対象に30年以上にわたって「お米作り教室」を開き、「米・食味分析鑑定コンクール」でも活躍。こうした長年の功績が認められ、献上者に推薦されました。

新嘗祭を前に17日には都竹市長に面会し、特注した桐箱に献上米の有機栽培したコシヒカリ1升が入った袋を納めました。

田中さんは「こんなことは一生ないと思っていました。皆さんのおかげでここまで来られました」「今年は夏の暑さの影響を受けないように水のやり方に苦労しましたが、収量もあり、作柄は上々。そろそろ一線を退こうかと思っていたところ、こんな大役をいただき、これほど名誉なことはありません」と喜びをかみしめていました。

都竹市長は「田中さんのご尽力のお陰で、名に恥じないすばらしいお米を献上することになりました。市民にとっても大変名誉なことです」と讃えました。

なお、22日には恵子夫人と皇居を訪ね、天皇陛下の御会釈を賜りました。

当日の様子

「新嘗祭」にお米を献上される古川町の田中さんが市長を表敬しました
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