10月18日(土曜日)飛騨市美術館
飛騨市美術展(9月21日~10月5日)を訪れた来館者の投票による「飛騨市民賞」に宮川町桑野の荒木美鈴さんの洋画『池ケ原湿原 初夏』(50号)が選ばれ、18日に表彰式が開かれました。
飛騨市民賞は日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の全6部門合わせて142作品のうち、最も得票数の多い作品に贈られるものです。
荒木さんは飛騨市文化協会の小枝憲一会長から表彰状を受け取った後、「驚きました。入賞は残念ながら叶いませんでしたが、たくさんの来館者の方々の目に留まったことを大変うれしく思います」と話されました。
看護学校教員を退職して絵を始め、今年で15年目を迎えられた荒木さん。現在、市内の美術団体「一光会」に所属し、里山や川など主に近場の風景をモチーフに絵筆を執っているそうです。
荒木さんは今回の作品について「湿原一面を黄色に染めたサワオグルマの美しさと花の生命力に感動しました。これからも美しい景色を描き続け、飛騨市や高山市の美術展に出品し、入賞をめざしたいです」と抱負を述べられました。