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「神岡北部乗合タクシー」の運転者を担う市職員向けに講習会を実施

印刷用ページを表示する掲載日:2025年10月27日更新

10月22日(水曜日) 神岡振興事務所

10月1日から運行を開始した「神岡北部乗合タクシー」の運転者募集に応じた市職員向けに、自家用有償旅客運送を担うために必要な運転者講習が実施されました。

「神岡北部乗合タクシー」は、ダイヤ改正で減便となった神岡猪谷線の代替交通手段として設置。予約制で、神岡町市街地とJR猪谷駅を結ぶもの。平日6時00分~8時00分、18時00分~19時30分の時間帯に神岡町発着で往復します。

市ではこの運転者を募集しましたが、9月末時点で応募が無かったため、市の「地域に飛び出す!チャレンジ兼業推進制度」を活用し、公務と兼業で運転者も務める市職員を募集したところ、主に神岡町在住の有志職員16人が応じました。

通常の有償旅客運送事業では、運転者は事業に応じた「2種免許」が必要ですが、国土交通省が定める「自家用有償旅客運送」の制度の枠内であれば、認められた講習を受けることで、2種免許が無くても自家用車での有償旅客運送が可能となるそうです。

この日は、NPO法人ぎふ市民協の中谷芳孝事務局長が座学を行いました。近年の運転者不足により公共交通機関の減便や運賃の値上げが続いたり、交通空白地が増えている現状などを紹介。全国でこの制度を活用した運転者確保が進んでいるとしながらも「市職員が担うのは大変めずらしい」と指摘しました。

また、旅客運送の特徴やリスクなども説明し、「利用客に積極的に声かけをして日ごろからコミュニケーションをとったり車内環境を整えて、余計なトラブルを防いだり利用客の体調不良を見逃さないことが大切」などと指導しました。講師と一緒に町なかを運転する実技もあり、「漫然と運転するのではなく、日常とは違うという意識を持ち、今までとは違う運転を心がけて」などと講評しました。最後に修了証が手渡されました。

受講した岸懸貴則さんは「地元の助けになればと応募しました。安心感を持って利用していただけるように安全に運転したいです。人が少ない地域ですので共助の輪が広がっていけば」と話していました。

当日の様子

「神岡北部乗合タクシー」の運転者を担う市職員向けに講習会を実施
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